私はウエディングプランナーとして、多くのご新郎ご新婦様のご結婚式のお手伝いをしてきました。
「結婚式場ってお祝いの席だし、幸せのお手伝いが出来たらいいな」とバイトをしたい!という方ってとても多いんですよね。
でも仕事ってどんな内容なんだろう?やっぱり厳しくてきついのかな?と言われることも多いです。
本日は結婚式場でのバイトを検討中の方へ、バイトの内容についてご紹介致します。
結婚式場のバイトってどんな仕事?
結婚式場のバイトと言ってもたくさんのお仕事があります。本日はその中から、当日の結婚式で関わる人数が多い仕事内容を2つ抜粋して、ご紹介しますね。
ホールスタッフ
結婚式の中でお料理やドリンク、デザート等の配膳を行います。
直接お客様と関わることがほとんどで、配膳以外にもゲストの皆様の誘導や受付、進行、扉の開閉、困っているゲストの方のケア等さまざまな仕事がそれぞれの役割として仕事があります。
キッチンスタッフ
結婚式の中でのお料理の盛り付け、食器洗い等、キッチン内での料理補助となり、基本的にお客様と直接関わることが少ない仕事です。
直接料理を作ることはないため、料理の技術は必要なく、素早い手付きが出来れば、問題ないです。
結婚式場のバイトは、基本的に結婚式が土日祝に行われることが多いため、週に1.2日出勤が出来る方であれば、どなたでもバイトをすることは可能です。
必然的に学生や主婦の方が多くされていることが多いです。
ぶっちゃけ、結婚式場のバイトってきつい?
きついと思います(笑)
結婚式場にもよりますが基本的に1会場で2組のご結婚式を行っています。午前に1組、午後に1組と、裏側は準備にバタバタしている状態です。
とにかく急いでやらないといけないことが多く、素早い判断と行動は必然となり、初めて入った方には、右も左もわからない状態で先輩に「あれ取ってきて」「これはこうだから」と流れながら指示を付け、わけもわからず出来ず、怒られる、、ということも多々あると思います。
正直、結婚式場のバイトってお給料が高く、お金稼ぎのためにやってみよう!という方も実は多いんですよね。
それで入ってみたら、朝から晩まで拘束時間も長いし、足も痛いし、なんか怒られるし、お客さんも何か言ってくるし、きついし、もう嫌だ、とすぐに辞めてしまう方も実際はいらっしゃるのが現状です。
それでも結婚式場のバイトって素晴らしい!
最初は誰でもきっときついと思います。それでも辞めずに続けた先には、やりがいを感じることが出来る仕事になります。
一生に一回の結婚式を間近に見ることが出来、幸せを感じることが出来ると思います。
こんなにも「ありがとう」と言われることは他の仕事では絶対に味わえず、心の底から人のことを祝福できるようになり、人としても成長出来るバイトだと思っています。
そして何より、「的確に素早く判断をすること」「人と協力すること」「人のために出来ることをすること」その力を養うことが出来、就職活動の中でも、これからの人生の中でも役に立つことばかりだと私は思います。
結婚式場のバイトってどんな髪型や髪色は?
これは結婚式場がホテルなのか、レストランなのか、ゲストハウスなのかによって規定が違うことありますが、基本的に多くの会場は黒髪を推奨していることが多く、髪型も肩に付く時点で結ぶ必要があります。
男性は基本的に短髪で黒髪、女性は黒髪もしくは暗めの茶色程度は良しとされているところもあります。
ただ、絶対黒髪!というところもあるため、バイト先に確認されてみてください。
またお料理を運ぶことが多いため、髪を1本に結ぶだけではなく、おだんこスタイルのシニヨンや夜会巻きをしなければならないところも多いです。
ホテルは基本的にカチッと規定が厳しいイメージがありますね。
なにより清潔感とカチッとしっかり見えるスタイルをすることにより、ゲストの皆様に安心感を与えることが出来るため、結婚式場は他のバイトより服装や髪型の規定が厳しくなりがちです。
結婚式場のバイトってヒゲやピアスはOKなの?
基本的にNGです。結婚式場は敷居も高く、高級感もあり、ゲストの皆様に安心感を持っていただく必要があります。
清潔感を保つためにはヒゲを剃り、ピアスも外して臨まれてください。女性はネイルもNGです。お料理を運ぶお仕事が多いため、爪は清潔に短く保つように心掛けてくださいね。
結婚式場のバイトってきつい?【まとめ】
結婚式場のバイトはホールスタッフやキッチンスタッフなど多種多様の仕事があります。清潔感を守るために髪色は黒髪がマスト。ヒゲやピアス、ネイルはNG。
そして、結婚式場のバイトはきついかと聞かれたら、「きついです。でもやりがいはあって他のバイトでは味わえない幸せを感じることが出来るバイトです。」と私はいつも答えるようにしています。
やるかやらないか、続けるか辞めるかはご本人が決めることですが、プランナーとしては多くの方に結婚式の素晴らしさを感じていただけると嬉しいなと思います。