ご結婚、おめでとうございます。私はウエディングプランナーとして、多くのご新郎ご新婦様のご結婚式のお手伝いをしてきました。
ケーキ入刀と言えば、結婚式でもメインの演出。「ナイフの飾りって手作りで持ち込んでもいいですか?」とご相談いただくことも多かったです。
結婚式のアイテムは出来るだけ、手作り出来るところはしたいですよね!本日はケーキ入刀のナイフやアイテムについてご紹介致します。
ケーキ入刀をする理由は?
そもそもケーキ入刀とは、結婚した新郎新婦がふたりで行う初めての共同作業であり、結婚を祝ってくれる参列者に幸せのおすそ分けという意味もあり、生ケーキの場合は、ケーキ入刀後に、食事のデザートのタイミングで参列者に配られます。
またカメラのシャッターチャンスとなり、披露宴の中でもケーキ入刀をされる方の割合がかなり多く占めています。
ケーキ入刀のナイフの持ち方とは?
新郎新婦の立ち位置は基本的に右側が新郎、左側が新婦となります。
これはケーキ入刀に関わらず、結婚式の中では、このような立ち位置と決まっています。
ナイフの持ち方は、まず新郎が右手でナイフを持ち、左手で新婦の腰に手を回し、支えます。
新婦は右手を新郎の右手の少し後ろの位置でナイフを持ち、左手は右手を包み込むように添えます。
そして、司会者の合図に合わせて、ナイフの先端の部分だけがケーキに入るように、ふたり息を合わせて、入刀をしていきます。
ナイフの刃を全部入れようとすると不格好になってしまったり、ケーキにナイフが入らなかったりするため、焦らず、ゆっくりケーキ入刀するようにしましょう。
ケーキ入刀のナイフの飾りについて
ケーキ入刀のナイフの飾りは、基本的にはオプションでつけることになっていることが多いです。
なにもつけない場合は、ナイフの飾りはなく、ナイフそのままを使うようになります。
ナイフの飾りにはいくつかあり、結婚式場で提案されるのは、ナイフの柄の部分にリボンを巻いたり、生花を飾ったりすることが出来ます。
料金はオプションとなるため、会場にもよりますが、リボンは1000円~、生花は3000円~程度の金額で付けることが可能です。
ただ、会場によっては、5000円、そして付けるものによっては1万円程度するものもあるでしょう。
出来るだけ金額も抑えたいという方や、極力結婚式は手作りで行いたいと思われている方は、持込をすることも可能です。
基本的に会場には生花の持込は難しい会場が多いため、花をつけたい場合は、造花をアレンジしたものをオススメします。
リボンを一つつけるだけでも印象はかわるので、リボンを持込されてもいいでしょう。
造花やリボンもお好きな色を持込することは出来ますが、ケーキと合わせた色味や、着ている衣装、会場の装花に色味を合わせると統一感もあり、より一層素敵になります。
ただ、ケーキは生ものであり、食べ物であり、ゲストの方に配るものになります。
衛生上、持込が出来ない会場もある場合もあるので、必ず事前に結婚式場へご相談されてください。
ケーキ入刀のナイフの持ち方は?【まとめ】
ケーキ入刀とは、結婚した新郎新婦がふたりで行う初めての共同作業であり、結婚を祝福してくれる参列者に幸せのおすそ分けという意味もあり、ケーキ入刀後には、参列者にデザートのタイミングでケーキを配る意味合いがあります。
ケーキナイフの持ち方は新郎が右手でナイフを持ち、左手で新婦の腰に手を回し、支え、新婦は右手を新郎の右手の少し後ろの位置でナイフを持ち、左手は右手を包み込むように添えます。
ケーキ入刀のナイフの飾りは、ナイフの柄の部分にお花やリボンをつけることにより、より華やかになります。
結婚式場にてオプションで頼むことも出来るし、会場にもよりますが、自分たちで手作りしたものを持込することも可能です。
持込する際は、ケーキは食べ物のため、必ず結婚式場に持込が可能か事前に相談した上で、手作りするようにしましょう。