ご結婚、おめでとうございます。
私はウエディングプランナーとして、多くのご新郎ご新婦様のご結婚式のお手伝いをしてきました。
近年「ダーズンローズをしたいです!」と言われる方が増えてきました。
それでもなかなか聞く機会がない「ダーズンローズ」という言葉。
実はバラを渡す時の言葉や花言葉があり、プロポーズの意味もあるんです。
本日はダーズンローズについてご紹介致します。
ダーズンローズとは?
ダーズンローズは12本のバラを指しており、海外で昔、男性が道に咲く花を摘んでプロポーズしたときに、女性がブーケの中から一輪の花を抜き取り、男性の胸にさして返事をしたことが始まりと言われています。
結婚式の演出として、挙式会場で行われることが多いダーズンローズセレモニー。
事前にバージンロードの近くに座っているゲストに12本のバラを配っておき、新郎が入場時に、一人一人からバラをもらい、一つの束にしておきます。新婦が入場し、祭壇まで来た時に、新婦に束ねたバラを渡し、新婦から新郎の胸ポケットにバラをさしてもらう演出となります。
ダーズンローズで作られたバラのブーケは、そのまま挙式から披露宴でもブーケとして使用することが出来ます。
ダーズンローズセレモニーは、挙式会場だけではなく、披露宴会場でも行うことが可能です。その場合は、各卓にバラを事前に配っておき、新郎が各卓を回って受け取るという演出となります。
挙式会場でも披露宴会場でもゲストが参加をすることが出来、新郎から新婦へ思いを伝える場を設けるため、ゲストの方も参加できることもあり、とても盛り上がる演出となります。
ダーズンローズの花言葉
ダーズンローズのバラの1本1本には、花言葉があります。
「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」
という意味があり、演出として、バラ1本1本に花言葉を書いたタグをつけ、それを集めるという演出も行うことが出来ます。
1本1本に意味のあるバラを新婦へ渡す、とても素敵な演出ですよね。
ダーズンローズを渡す時の言葉の例文やプロポーズ
ダーズンローズセレモニーでバラを渡す場合は、プロポーズを兼ねて、される方も実は多いんです!
バラを渡す時の言葉を言うときには、ゲストの方もその場面を見届けていただいているため、ゲストの方も聞こえるくらい大きな声で新婦に思いを伝えると会場もきっと盛り上がること間違いなし。
バラを渡す時の言葉の例文としては、一言で「一生幸せにします!」と言われる方や、プロポーズが出来ていなかった方にはストレートに「結婚してください!」というのも良いかもしれませんね。
中には、出会ってから今日までの思い出を話されたり、新婦の好きなところをいくつか述べられたり、式中であるため、長い時間その場の時間を設けることは難しいですが、ゲストの方もきっと優しく見守ってくださっているはず。
思いのたけを全て渡す時の言葉に込めて、新婦に伝えてみましょう。
ダーズンローズを渡す時の言葉【まとめ】
ダーズンローズセレモニーは12本のバラのこと言い、ゲストに事前に配っておいた12本のバラを新郎が集めブーケにし、新婦に渡す演出のこと。バラ12本には1本1本に意味があり、その思いを全て新婦に渡し、気持ちを伝えていただくことが出来ます。
新婦は新郎からもらったバラの1本を新郎の胸ポケットに返すことにより、プロポーズを承諾したという意味になります。
ダーズンローズセレモニーでバラを渡す時の言葉は、新郎のオリジナルでOK。短い一言でも新婦に想いは必ず伝わります。
ダーズンローズセレモニーはゲストも参加型で出来るため、会場も一つになり、盛り上がる演出として、思いの残る演出としてオススメです。