結婚式に限らず、婚姻には大きなお金がかかります。
結婚式を行う際には、結婚資金を貯めてから式を挙げたり、両家で話し合って分担したりしますが、最近では、妊娠が先になる「でき婚・授かり婚」も多くなっています。
結婚式の準備をする前からお金が足りない場合や、式場で準備している間に見積額が想定をはるかに超えてしまって結婚式の費用が払えないなんて事も!
また結婚式までの準備期間中に予想だにしない突然の出費がかさんで結婚式の費用が足りないなど・・・困ったことも出て来ることがあります。
今回は、結婚式の費用が払えない・足りない場合の解決法についてまとめました。
結婚式の準備がどこまで進んでいるのかを確認し、費用が払えない足りない場合は?
まだ式場に行っていない!費用が払えないなら無理して結婚式をやらなくても良い
こんな事を言うと身も蓋もないのですが結婚式の費用が払えない心配があるのなら結婚式は無理してやらなくても良いです。
日本の法律では、結婚するためには新郎新婦が納得して婚姻届けを提出するだけで無料で成立します。
結婚式や披露宴は、親戚や友達へのお披露目会であって、結婚するための必須条件ではありませんし特に近年は結婚式を挙げない夫婦も増えてきています。
結婚式場とまだ契約に至っていない場合
結婚式の準備をまだ全然進めていない状況や、下見には行っても正式な契約に至っていなければまだ引き返せます。
費用が足りない、払えない場合は、無理しない方が良いです。
結婚式は必ずやらなくてはいけないモノでもないので場合は、引き返す勇気も大事です。
入籍だけして同居し、2~3年間お金を貯めてから再トライでも遅くはありません。
式場との契約済みの場合
結婚式との契約が既に済んでしまった場合は、多くの場合キャンセルをする際はいくらかの解約違約金が発生します。
ただ、結婚式までの期間がまだ長い場合は、違約金の額も手付金だけとか、数万円~数十万円位で済む場合も多いです。
夫婦の貯金やご両親からの支援を計算してみて「絶対足りない!」なんて場合は、この段階でもキャンセルした方が良い場合もあります。
結婚式のせいで、新婚早々借金生活なんて嫌ですもんね。
式場とは契約済み、もう案内状も送ってしまった
「案内状」を既に送ってしまっていたら、もはや引き返すのは難しいです。
結婚式場の費用が払えないからという理由で結婚式を取りやめするには、周りを巻き込み過ぎになるでしょう。
ここまで来たら腹を括って費用が払えない・足りないのも致し方なし。
被害を最小限に抑えるよう工夫する方に切り替えましょう。
結婚式の費用の相場は?
結婚式の費用は挙式代の他にも、披露宴の飲食代やウェディングドレスや新郎の衣装代など、一般的な結婚式+披露宴を行うなら200万円以上はかかると言われています。
有名な芸能人が豪華な式を挙げれば費用相場は 青天井です。
招待人数が多ければ、さらに飲食代がかかることも忘れないようにしましょう。
その他にも、司会や写真、ビデオ撮影を委託した場合には、それぞれの委託料や、エステに行った時にはエステの金額など、ここを抑えることが出来れば、結婚式の費用はもう少し下げることが出来るかもしれません。
結婚式の費用を安くする方法は?
披露宴をカットして挙式だけなら低コストでOK
結婚式と披露宴は当たり前のようにセットと思われがちですが、必ずしも両方が必要というわけではありません。
費用の事を言えば、挙式と披露宴なら披露宴の方が圧倒的に高くつきますので、結婚式だけ行って披露宴は行わないというスタイルもアリです。
挙式+披露宴なら数百万円はかかりますが、挙式だけなら数十万円で済むでしょう。
披露宴会場の予約をまだとっていないならこの選択肢もアリです。
オプションを減らせば結婚式の費用を抑えることができる
結婚式と披露宴では、それぞれオプションがたくさんあります。
例えば披露宴のお色直しの回数が増えればその分結婚式の費用が高騰します。
式場の聖歌隊の人数とか、キャンドルサービスとか・・・もろもろのオプションを減らす事で結婚式全体の費用を下げることができます。
披露宴のお料理ランクを下げる事で費用を下げることができる
披露宴でのお料理ランクを下げる事でも費用を下げることができます。
もちろん、これは招待客に直接かかわる事なので、最後の手段ではありますが、元々結婚式場・披露宴会場で出されるお料理ですから、仮に一番下のランクを選んだとしても、そこまで酷い物はまずありません。
結婚式の費用をご祝儀で賄うことが出来る場合も
結婚式の莫大な費用を、ご祝儀で賄うことも出来ると言われています。
でも、最初からご祝儀の存在を当てにしてはいけませんよ。
おもてなしする心を忘れないでください。
ご祝儀の平均が3万円として、50人結婚式に呼んだとして、150万という計算になります。
300万の結婚式+披露宴を挙げたとして、半額の150万で賄うことが出来ます。
とは言え、結婚式の料金は前払いが基本なので、一時的とはいえ数百万円単位のお金を負担することになるのは厳しいと感じるカップルも少なくはありません。
結婚式の申し込み後にお金が払えなくなってしまった場合には?
結婚式場では、正式契約をすると、頭金として10万円程前払いをする必要があります。
これはどの結婚式場でも一般的です。
申込金は、費用の内金としていただき、結婚式が無事にとり行うことが出来た時には総額請求金額から申込金が引かれた額を請求されます。
申し込み後にお金が払えなくなった場合に、前払いする式場では、結婚式そのものをキャンセルするしかなくなってしまい、それに伴ってキャンセル料も発生します。
挙式が近づけば、近づくほどキャンセル料は増え、当日のドタキャンは全額請求されます。
こういったことがないように、申込金が払えないくなった場合には、キャンセルの他に方法はないのかを相談すると良いですね。
プランの変更が出来ないか相談したり、延期や支払い方法の変更が出来ないかなど、相談してみると良いですね。
式場にしてみると、キャンセルされる溶離も、予定通りに行われることを望んでいるので、申込書に延期や支払いの方法の規定がないかなどをチェックしてみましょう。
延期をしたとしても、予定日の営業に穴をあけてしまうことになりますが、キャンセルをしたこととは違い、キャンセル料を取らない式場もあります。
事前に支払うことが出来る金額で設定する
事前に支払うことが出来る金額内でプランを考えてもらう方法を取るのもおススメです。
私が結婚式を行う際には、式場で揚げる結婚式では、金額が高く、とてもではありませんが、キツイと思い、半ばあきらめかけていましたが、母親からレストランウェディングのプランを提案され、100万円近くであげることが出来、プロの司会者付きのプランでした。
形式ばったことはあまり好きではなかったので、カジュアルに結婚式を行うことが出来ればいいと思い、レストランウェディングにしたのですが、お色直しも1回行うことが出来、ケーキ入刀も重なうことが出来、集合写真も撮ることが出来、満足でした。
プロジェクターは、プロに作ってもらえば、それ相当にお金がかかるので、主人が自作で作っていました。
これはありがたかったですね…
結婚式を行う場合は、出せる予算内で、式を考えるのもおススメの方法だと思います。
結婚式の費用が払えない足りない時に読みたい解決策!【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
結婚式・披露宴には百万単位のお金がかかるので、費用が払えない!費用が足りない!という事態になる事も珍しくありません。
絶対にやらなくてはいけない物でもありませんので、引き返せるなら引き返す勇気を出すことも大事です。
費用が足りない・払えないと分かった場合も、オプションをできるだけ減らせばギリギリ間に合うかも知れません。
「一生に一度だから」なんていう言葉に踊らされて、無駄な出費をしないで済むよう強い心を持ってくださいね。