結婚式当日は、主役の新郎新婦は朝からバタバタします。
招待客をお迎えしてゆっくり話をしたいと思っていても時間に余裕なんてありません。
特に新婦側が大変です。
そのため、友人や親戚、親族に結婚式の受付をお願いして、新郎新婦の代わりに招待客を出迎えてもらうというのが一般的です。
しかし無事に結婚式が終わったのもつかの間。
結婚式の受付をお願いした人に直接お礼をしなくてはいけません。
初めての事なので、
「結婚式の受付のお礼って、どんなタイミングで、どんな形式ですればいいの?」
と不安になるのではないでしょうか?
お礼としていくらか包む物なのか・・・。
何か喜ばれる物をプレゼントするのか・・・。
そもそもお礼はしなくちゃいけないモノなのか。
お礼なしは失礼にあたるのか・・・?
等など疑問と不安は尽きません。
そこで今回は結婚式の受付のお礼について、どんなお礼を用意すれば良いのか、お礼なしはマナー違反なのかなど、などについてまとめました。
結婚式の受付のお礼のマナー
結婚式の受付は重要な役割
結婚式の受付の役割は、挙式が午前10時からスタートするとして、ゲストは9時50分くらいに集合します。
親族は、挙式前に紹介・写真などがあるので、9時には到着します。
受付は、もちろん親族の分もするために、それよりも早く8時半頃には到着しなければいけません。
つまり受付担当することになると、1時間以上早く来て招待客を出迎得なければいけません。
そしてご祝儀を受け取ったり、懐かしい友人と写真を撮る暇もなく時間が過ぎていきます。
その後はご祝儀をまとめて挙式会場に向かうので、責任重大な役割だと言えるでしょう。
「お礼なし」はマナー違反なの?
結婚式の受付をお願いした友人には必ずお礼をしましょう。
「お礼なし」はもちろんマナー違反です。
受付をお願いした友人へのお礼の相場
「ありがとう」と一言、言うのはすごく大事ですが、それだけでは済まさずに、形としての気持ちもしっかりと伝えましょう。
受付をお願いした友人への現金のお礼をする場合は3000~5000円位が相場です。
受付をお願いした友人へのプレゼント
どちらかというと受付をお願いした友人へのお礼は現金が一般的です。
が、何か形のあるプレゼントという事でも問題はありません。
ここで贈るお礼の品は特に何であるかはあまり問題ではありません。
1つ注意点を挙げるとすれば、あまり大きな物や生物等は持ち帰りに大変ですので、避けた方が良さそうですね。
受け取った方が喜んでくれるような品をプレゼントしてあげてくださいね。
結婚式で受け付けをしたけど【お礼なし】を経験した人のリアルな体験談
私の周りの人で、結婚式で受け付けをしたけど、お礼なしだったという人の話をよく聞いたことがあります。
そんな人たちの体験談をご紹介します。
朝早くて割と大変だったのに、お礼なしでした。
形であらわしてほしいとは言わないけど、「ありがとう」のお礼があってもいいんじゃないかな~…と思いました。
今後の付き合いまで考えてしまいました。
受付を頼まれることはよくあるので、慣れてはいますが、やはりお金を扱うということもあり、責任重大で、プレッシャーもそれなりに大きいです。
そんな受付で「お礼なし」は非常識だと思います。
自分たちは大変だから…と人のことまでは考えないのかな?と思いました。
ありがとうご一言はないのか?なんだか友達選びを間違えちゃったかな~…
このように、お礼がもらえなかった場合に、不満を感じている人は多いようです。
筆者の私も、実は母から言われるまでお礼のことは頭には周っていませんでした…
本当にテンパってました…
母から、ささやかなものでいいからお礼の品を買ってきなさいと言われ、ささやかな雑貨を買い、母親から友達に渡してもらいました。
今思えば、お礼の品が雑貨でよかったのか…
レストランウェディングでカジュアルな結婚式だったため、あまりマナーに縛られることなく行ったので、大丈夫なのかな…と考えたりもしましたが、謝礼と一緒に感謝の気持ちは伝えましょう。
結婚式の受付の「お礼なし」はマナー違反なの?【まとめ】
結婚式の受付の役割がすごく大変だということが分かったと思います。
「お礼なし」はマナー違反です。
今後の付き合いにも左右されるので、お礼と感謝の言葉はしっかりと伝えるようにしましょう。
一番いいのは、荷物にならないように現金で渡すのがおススメ。
渡すタイミングがない場合には、親から渡してもらうのがベターです。
もし、渡し忘れてしまったら、後日菓子折りなどを持参して、感謝の気持ちと、遅れてごめんねの気持ちを込めて渡しましょう。
結婚式はおめでたい式ではありますが、たくさんのマナーがあります。
気づかずに非常識な行いをしてしまい、大切な友人を失わないように、マナーをしっかりと守りましょう。
親しい友人だからこそ、感謝の気持ちを沢山伝えるといいですね。