「招待されたのはいいけれど、スピーチを頼まれて気が重い…」
招待されて嬉しい気持ちはもちろんあるけど、そんな気持ちがあるだけに…
ちゃんと挨拶をしなければ…と言ったプレッシャーが出てきますよね。
今回は、スピーチのプレッシャーをなくすためにも、例文を踏まえてスピーチについてご紹介いたします。
スピーチの基本的な構成について
スピーチの基本の構成を知っておくだけでも、どのような言葉を言えばいいのかが分かって、スピーチの言葉を考えやすくなりますよ。
祝福の挨拶から始める
「本日は誠におめでとうございます」
「この度はおめでとうございます」
シンプルな挨拶
スピーチをする前に、自分のことをシンプルに挨拶をしましょう。
「○○の友人の○○と申します」
「○○会社の○○と申します」
明るいエピソード
自分が知っている新郎新婦の人柄やエピソードを話します。
プラスの内容で話すようにするのがポイントですよ。
二人へのメッセージ
「末永くお幸せに」
この言葉でしめると好印象なエピソードになりますね。
友人代表のスピーチの例文
友人へのスピーチは、かしこまらずにカジュアルな感じがポイント。
でも、新郎新婦との関係や人柄が感じられるプラスで具体的なエピソードを話すと、より歓迎されます。
スピーチだけではなく、話す態度や言葉づかいに気をつけつつ、リラックスして話すようにすることで、「こんないい友人がいるのね」と、ご家族の方や周りの方にもいい印象に見られます。
覚えてスピーチをするのは、よりベストですが、女性からのスピーチの場合は、お手紙にするのもおすすめですよ。
緊張して、スピーチの内容を忘れそうと思う人にも、お手紙にすることで、伝えたい気持ちが整理できていいですね。
「たまには友人同士で集まるのを許して」など、お茶目なメッセージも可愛らしくてお勧めです。
新婦〇〇さんの幼稚園からの友人で、〇〇と申します。
本日は〇〇(新婦)さんへのお祝いの気持ちを手紙にしてまいりましたので、この場をお借りして読ませていただきます。
少しの間、お付き合いくださいますよう、お願いします。
〇〇ちゃんへ(新婦=普段の呼び方)
おめでたい席に、読んでくれてありがとう。
私もすごく嬉しいです。
この手紙を書いている今、とても緊張しています。
〇〇ちゃんとは、幼稚園の頃からよく遊んでいたよね。
小学校に入ってからもずっと仲良しで、うれしいことも悲しいことも、何でも〇〇ちゃんに一番に話してきました。
お互い遠い大学に進学して、会う回数が減ってからも、何かあると一番に〇〇ちゃんの顔が浮かんで会いたくなりました。
〇〇ちゃんの超ポジティブ思考が大好きで、落ち込んだ時も、○○ちゃんといるだけで、すごく明るい気分になってたよ。
〇〇ちゃんはいつもしっかりしていて、周りを明るく照らしてくれる、太陽のような存在です。
〇〇さんと一緒にいる時の〇〇ちゃんは、ちょっと抜けていて、とても可愛いです。
きっと心休まる、甘えられる存在なのだと思います。
大好きな〇〇(新郎)さんのお嫁さんになれて、本当によかったね! これからは〇〇(新郎)さんとふたりで支え合いながら、素敵な家庭をつくってね。
そして、これからも変わらず、親友でいさせてください。末永くお幸せに。
友人・〇〇〇〇より」
結婚式の友人スピーチまとめ
友人から結婚式のスピーチを頼まれた時は、嬉しさと共に緊張もすることでしょう。
気取った言葉を並べるより、心のこもった、自分なりの言葉で伝えると、より素敵なスピーチに仕上がるのではと思います